ハイブリッドコンサルタント

2015年7月1日水曜日

【雑記】「取材の学校」特別講義に登壇しました

昨年、二期生として『取材の学校』を受講していました。今回、卒業生として、三期生向け特別講座で話をする機会をいただきました。
いただいたお題は「『取材の学校』で学んだことの活かし方」。
活かし方という明確な形は示していなくて、単なる体験談を話しただけでしたが、少しでも役に立つ部分があったと思ってもらえたらいいな、と思っています。






僕が今まで、「取材の学校」からの紹介で関わらせてもらった執筆案件は、以下の5本です。

  • 『企業診断』2014年12月号 特集記事「始めよう!“自分”診断\\目標達成に活かす診断スキル」
  • 『企業診断』2015年3月号 特集記事「診断士ビフォー☆アフター」
  • 『道経塾』96号 2015年5月号 「リーダーの条件 町工場に誇りを持ち常に楽しめるリーダーに」
  • 『企業診断』2015年6月号 FOCUS~情熱と冷静と「多様性が共存できる社会を目指して」
  • 『企業診断』2015年8月号 FOCUS~情熱と冷静と(校正中)

現在校正中のものを除くと、すべて違うパターンを体験させてもらっています。普通に記事を書いたり、座談会のまとめをしたり。取材して書いたものも、一問一答式もあれば、そうでないものを書いています。パターンごとにどんなことに考えていたか、書いてみて次に書くとしたらどんなことに気をつけたいか、などをお話ししました。

また取材の申し込みにつていも、僕のやり方を紹介しました。原則、直筆の手紙を書いて依頼することにしています。メールの時代だからこそ、手紙を送るのは価値があると思っているのですが、それも取材対象者との距離感、相手の状況に応じて変えています。そのへんもこともお伝えしました。

こうした形で、自分がやってきたことを振り返る機会をいただけて、僕自身にとってとても役に立つ機会でした。これからどう進めていくか、整理できたように思います。

たくさんの機会を与えたいただいている『企業診断』(同友館)さまには感謝していますし、これからも機会を作って書かせていただければと思っています。ただ、そこにとどまることなく、より広い世界へ、違う媒体でも書かせていただけるように努力していきたいと決意をあらたにしました。WEBメディアでも積極的に機会をみつけていこうと考えています。

時間制約のある「企業内診断士」にとって、執筆は取り組みやすい活動だと思います。実務ポイントは付きませんが(笑)、書くことで自分の考えもまとまるし、編集者の方から学ぶことは多いです。紙媒体で発表する以上、いい加減なものは出せませんから、そうとうな労力を必要としますが、それだけ自分の能力を高める機会になってくれると思います。

もし執筆のチャンスがあるなら、積極的に関わるようにするといいと思います。「自分はまだまだで」などと消極的になる必要なありません。

もちろん、世間に発表する以上、自分が勉強になればいいということではなく、ある一定のクオリティをもって、読んでくれた人に役立つ内容でないといけないと思います。しかし、クオリティをどう高めていくかといえば、結局、世間の目にさらして、反応を受けとめて次につなげていくしかないと思います。

「チャンスの神さまは前髪しかない」
わけですから、逃さず取り組んでもらえたらと思います。


にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ