ハイブリッドコンサルタント

2014年4月15日火曜日

【勉強会】「取材の学校」を受講しています

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4月6日から「取材の学校」というところに通っています。これで4月5月の日曜日は全部つぶれる予定です(笑)
取材の学校の詳細はこちら⇒『取材の学校HP』



受講を決めた思惑はいくつかあります。書く場所、アウトプット先がある程度確保されているということも魅力ではありました。ただ、一番の理由はそこではありません。「聞く力」をつけたい、もっと正確に言うと「質問力」を身につけたい、というのが直接のきっかけです。個人的には「質問する」ということに苦手意識があります。また、診断士は合格するまでの間、「質問力」について試される機会がなりません。ですから、苦手意識をもったまま、ということになっています。

診断士試験、1次試験では経営に関する幅広い知識を身につけさせられます。2次試験では、ある企業について与件文があり、その現状分析を行い、これからどうすべきかを、1次の知識を前提にまとめていきます。そこでは、分析力や論理思考、文章をまとめる力が必要になりますし、それらを鍛える場でもありました。

もちろんそのがそのまま現場で通用するわけではありませんが、基礎になることは間違いありません。しかし、そこに「聞く力」は入っていません。2次試験で与えられる与件文、本来であればヒアリングなどを通して情報を収集してわかることです。ですが、試験ではそこは飛ばして、すでに情報は集まったという段階から始まります。ペーパー試験である以上、それが当然のことだではありますが、それだけに、「聞く力」は意識して身につけることを考えておかないといけないと思っていました。

また、試験の枠をはずして考えても「質問力」が自分の弱点だという意識は前からありました。「聞き上手」になることがコミュニケーションでは大事だ、ということは数年前から意識してきました。そう教わりましたし、実際の経験でもその通りだと思うことが多々あったのです。ただ、いつも思っていたことは「ふたりで『聞き上手』を意識したら、にらめっこになってしまう」ということでした。

それを打開するのは「質問」だ、ということもわかってはいました。でも、どういう質問がいいのか、ということに対する自分なりの考え方、具体的なやり方は、まったくまとまっていませんでした。

ということを考える中で、この会に出会いました。ですからほぼ即断で(笑)申し込みを決めました。(一応、すぐにで説明会への参加申し込みをしたのですが、その時点で9分9厘、受講を決めてました)一昨日、第2回の講義が終わったところですが、、、

あと4回あるし、その先にももろもろプロジェクトがあるので早計にいうのもなんですが、受講してよかったと思います。ワークを織り交ぜての4時間の講義が、ほぼ長く感じない。こうした感覚は久しく味わってないと思います。

言葉が適切かどうかわかりませんが、「一点突破、全面展開」という感じです、僕にとっては。「聞く(聴く)」ということを突き詰めていくと、いろいろな場面に応用が広がります。自分で出来ていたと思っていたことについても、見直すことが出てくるように感じています。

ということで、この講座が終わるころ、つまり、6月上旬には「ちょっと変わった?」と言われるようになるべく、あと2か月、駆け抜けたいと思っています。どう変わっているかは、こうご期待、というところです(笑)


インタビューの教科書/原正紀