ハイブリッドコンサルタント

2014年3月19日水曜日

【研究会】講師経験談を伺ってきました

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3月9日(日)の午前中、診断士関係のある研究会に参加してきました。
昨年は、一応はある大きな研究会(政策研)に所属はしていたものの、正式な登録が済むまでは積極的に研究会やチーム活動をしていく気がしなくて、あまり熱心に動いていませんでした。今年は積極的にさまざまなところに足を運んでみよう、というつもりでいます。その中で、自分なりに「こういうことがやっていきたい」というものがはっきりしてくると思うからです。

今回はお二人の方から「講師経験談」を伺ってきました。お二人とも講師専門ということではなく、さまざまな業務の中のひとつとして「講師」の仕事がある、という位置づけでした。その分、自分にとっては参考になることが多かったと思います。

参考にしたい点はたくさんありますが、すぐにでも真似してみようと思う点を書き留めておきます。

共通して話があったのは「聴きに来てくれている人はどんな人か把握する」という点。当たり前といえば当たり前なのですが、自分が話すことに意識が向きすぎていると、事前にそのことを考えずに登壇してしまうことは確かにあるな、と思いました。

できる限り事前に、どんな人が来るのか調べておく。無理な場合は、当日、始まる前にチェックする。それも無理なら、始まってから質問を投げかけたりして、レベル感をつかんでいく。(ここまでくると、けっこう高度な技術が必要ですが) 聞いてくれている人たちがどんな人かによって、同じ話をしてもぜんぜん違う評価になってしまうということです。

そのためにも、あまり事前にガチガチに話す内容を決めないほうがいい、ということもありました。ストーリーとして押さえておいて、聞いている人たちと双方向で考えながら、話す内容を決めていく、という必要があるということでした。

もともと僕はこのスタイルではあるのですが、聞き手のレベル感をちゃんと押さえているかどうかは自信がないです(苦笑)このへんは意識を高めながら場数を踏むしかないのかな、と思います。「20回、舞台に立てば慣れる」という話もありましたし。

また、会場で「うなずいてくれている人」を探す、という話もありました。最初は、その人に向けて話すつもりでいい。これは僕の言い方だと「サポーターを探せ」ということになると思います。とにかく、自分が緊張していて、会場ん雰囲気が固そうな場合は、この方法は絶対だと思いました。

あと、「講師業」というものは書籍から学ぶには限界がある、生のセミナーを聴きいくのが一番だということ。その中でいいと思った点を真似していく。これも納得の話でした。

僕自身、「講師」になりたいのか、というと微妙な部分があって、別に講師になりたわけじゃないよな、とは思います。ですが、何かを伝えていく、ということは、人前で話をするということを含まざるを得ないとも思っています。
ですから、結局のところ、「講師」に必要なスキルやノウハウ、マインドは身につけないといけないと思いますし、伝えたいことをより伝わりやすくするためには、いろいろな切り口でのコンテンツを持っている必要があるとも感じています。

今後とも、こうした方面の勉強は続けていこうと思います。